カミングアウトするのは悪くない
女性との出会いとは異なり、ゲイ同士の出会いは割とお手軽なニュアンスが強い。
仮に体目当てであっても拍子抜けするほどに相手のとろける肢体にありつけるケースが多いのだ。
だから女性に送られるメール内容とは異なり、その文字数、質においてはやや乱雑であったりする。
「ウケ?タチ?」「ホテル?ハウス?」など短文でまさに用件のみを伝え、意志疎通を行う。
相手もなんだかんだ言っても日々たまる性欲のはけぐちを探しているわけでそのような短文が
送られてきても特に気分を害することはなく、「ウケ」や「高いホテル」など用件のみを
相手に返す。
事が終われば実にあっさりしたもの。
その後どこか飲みに行ったり、ショッピングに出かけたりすることはない。
お互いその場で「じゃあまたね」と別れ、おそらくもう二度と会うことはない。
男性特有の浮気癖がこっそり顔をのぞかせいずれもいろいろなゲイの脂ぎった体を堪能したいのである。
パートナーがいるゲイもたくさん。
ところがそれによって本彼から別れを告げられることはない。
女性のように心と体は同一であるという概念で動いていないからだ。
「心は常におまえにあるぜ」などと一言添えていさえいれば、いくらでもいろいろなゲイを
物色する浮気を許してくれる。
この辺は非常に男性らしいといえば男性らしい。
ゲイの掲示板に自身の画像と趣味趣向を載せるとまさにモテモテ状態となる。
まだカミングアウトしていないゲイが多く、ネット上に自身のプライバシーをさらけ出すことを
ためらっている人がたくさんいるのだ。
だから掲示板に投稿した人の受信ボックスはゲイとの出会いを求めているゲイからのメールが山ほど届く。
何百も届いたメールの山の中からあなたのお気に入りのゲイを探すその時間たるや当人にとって至高の時間。
カミングアウトすることはリスキーなのではなく、幸せを運んでくれる行動なんですよ。